今のストレスは、不確実性から生まれている
今、自分が感じているストレスの正体は、かなりの部分が不確実性だと思います。
1年後にうまくいっているのか。うまくいっていないのか。今の行動が結果につながるのか。それとも、何も実らず終わるのか。そこがわからない。だから不安になります。
ブログを書く。Google投稿をする。SEO対策をする。フォトプランを考える。ムービープランを考える。七五三やお宮参りの導線を作る。AIを使って、マーケティングや行動経済学も学ぶ。
今は、自分なりに最善だと思える行動を続けています。でも、その行動が本当に成功につながるのかは、まだわかりません。この、今の行動が望む結果につながるかどうかわからない状態が、自分に苦を与えているのだと思います。
自分にとっての成功とは何か
では、今の自分が考えている「成功」とは何なのか。現時点では、かなり現実的です。
人力車 誠屋の事業が成り立っていること。そして、成り立つというのは、その事業で生活ができる状態です。具体的には、収入として最低でも年間350万円ほど。売上で考えると、年間500万円ほど。このあたりが、今の自分の中にある成功のひとつの基準です。
もちろん、もっと大きく伸びれば理想です。でもまずは、地域活性化人材の期間が終わったあとも、自分がこの事業で生活していけること。それが、今の自分にとっての成功です。
成功を定義すると、失敗も生まれる
ただ、ここでひとつ気づいたことがあります。成功を定義すると、その外側に失敗も生まれるということです。
たとえば、「売上500万円で事業が成り立つこと」を成功と定義する。すると、そこに届かなかった状態が、自分の中で失敗として見えてきます。
つまり、成功と失敗はセットです。成功という基準を作った瞬間、その基準に届かないものが失敗になる。でも、それは絶対的なものではありません。自分が今、そう定義しているだけです。
もし、成功の定義を変えれば、失敗の定義も変わります。もし、成功を定義しなければ、そもそも失敗というものも生まれにくくなるのかもしれません。
仏教の「空」から見る成功と失敗
仏教には、空という考え方があります。ものごとは、固定された実体として存在しているのではなく、さまざまな原因や条件、関係性によって成り立っている。
そう考えると、成功や失敗も、絶対的に存在しているものではないのかもしれません。今の自分は、「事業が成り立つこと」を成功と呼んでいます。でも、それは今の自分が、今の状況の中で、今の価値観によって定義しているものです。
別の視点から見れば、違う意味づけもできます。たとえば、売上が目標に届かなかったとしても、マーケティングを学んだ。AIを使えるようになった。ブログを書く力がついた。地域の人とつながった。自分の弱さや不安と向き合った。仕事の意味を考えるようになった。
そう考えれば、それは単なる失敗ではないかもしれません。結果だけを見ると失敗でも、その過程で得たものを見ると、次の原因になっている可能性があります。
結果だと思ったものも、次の原因になる
時間は止まりません。そして、関係性も常に変化しています。だから、ある時点で「結果」だと思ったものも、次の瞬間には「原因」になります。
たとえば、検索順位が下がった。その瞬間だけ見れば、悪い結果です。でも、その結果を見たことで、検索順位に一喜一憂しすぎている自分に気づく。記録の大切さに気づく。感情に振り回されない判断が必要だと学ぶ。そうすると、検索順位が下がったという結果は、次の学びの原因になります。
予約が入らなかった。その瞬間だけ見れば、苦しい結果です。でも、なぜ予約につながらないのかを考える。ターゲットが曖昧なのか。言葉が届いていないのか。導線が弱いのか。サービスの価値が伝わっていないのか。そう考えることで、次の改善の原因になります。
つまり、結果は終点ではありません。あくまで過程です。成功も失敗も、その時点でそう見えているだけで、次の原因に変わっていきます。
苦しんでいるのは、成功や失敗そのものではないのかもしれない
今、自分が苦しんでいるのは、成功や失敗そのものではないのかもしれません。自分が作った成功の定義。そして、その成功に届かなかったら失敗だという見方。そこに苦しんでいるのかもしれません。
もちろん、現実的な売上目標は必要です。生活があります。お金も必要です。事業として成り立たせる責任もあります。だから、「成功も失敗も存在しないから、売上はどうでもいい」という話ではありません。そこを勘違いしてはいけないと思っています。
ただ、成功や失敗を絶対的なものとして握りしめすぎると、必要以上に苦しくなる。売上500万円に届くかどうか。事業が成り立つかどうか。1年後にどうなっているか。そこだけを見てしまうと、不確実性が大きくなり、ストレスも大きくなります。
でも、成功や失敗は自分が置いた基準であり、絶対的に存在するものではない。そう考えると、少しだけ心の余白ができます。
色即是空、空即是色
般若心経に、色即是空、空即是色という言葉があります。形あるものは空であり、空であるからこそ形として現れる。
自分なりに今の事業に置き換えると、成功も失敗も、固定された実体として存在しているわけではない。でも、現実の世界では、売上や検索順位や予約数という形として現れます。だから、無視するわけにはいきません。
数字を見ることは大事です。検索順位を記録することも大事です。売上目標を持つことも大事です。でも、その数字を絶対的な成功や失敗として見るのではなく、今この瞬間に現れている状態として見る。そして、その状態から何を学び、次にどう行動するかを見る。この視点が必要なのかもしれません。
成功を定義して、達成できたら喜ぶこともできます。一方で、成功と失敗の関係性を見て、そこから得たものを見ることもできます。どちらの視点で見るのかは、自分で選べるのだと思います。
これはリフレーミングに近いのかもしれない
考えていると、これはリフレーミングに近い気がします。同じ出来事でも、どの枠組みで見るかによって意味が変わる。
売上が足りない。これを「失敗」と見ることもできます。でも、「何が足りないのかを見つける材料」と見ることもできます。
検索順位が下がった。これを「終わった」と見ることもできます。でも、「短期変動に感情が揺れる自分に気づく機会」と見ることもできます。
予約が入らない。これを「需要がない」と見ることもできます。でも、「まだ伝え方が足りない」「導線が弱い」「ターゲットが曖昧」という仮説を見つける材料にもできます。
出来事そのものが自分を苦しめているというより、自分がその出来事にどんな意味を与えるかで、苦しみ方が変わるのかもしれません。
それでも、現実から逃げない
ただ、ここで大事なのは、仏教的に考えることを現実逃避にしないことです。
成功や失敗は本来存在しない。だから売上を見なくていい。だから事業が成り立たなくてもいい。そういう話ではありません。
現実として、生活があります。地域活性化人材としての期間もあります。人力車事業を続けるには売上が必要です。だから、数字は見ます。SEOもやります。ブログも書きます。Google投稿も続けます。記念日フォトプランも、ムービープランも検証します。やるべきことはやります。
ただ、その過程で、成功や失敗という言葉に飲み込まれすぎないようにしたい。成功しなければ終わり。失敗したら全部無意味。そう考えると、苦しくなりすぎます。
そうではなく、今の行動も、結果も、また次の原因になる。すべては過程であり、関係性の中で変わり続けている。そう見られるようになれば、少しは冷静に行動できるのではないかと思っています。
今の自分に必要な見方
今の自分に必要なのは、成功を完全に捨てることではありません。目標は必要です。売上目標も必要です。事業として成り立たせるための計画も必要です。
でも、成功や失敗を固定しすぎないこと。1年後にどうなっているかだけで、今の自分の価値を決めないこと。結果だけで、これまでの過程を全部無意味にしないこと。
今やっていることが、たとえ思った結果につながらなかったとしても、次の原因になる可能性を見ておくこと。この視点を持っておきたいと思っています。
まとめ
2026年5月14日現在。今の自分のストレスは、1年後にどうなっているかわからない不確実性から生まれています。成功しているのか。失敗しているのか。その未来がわからないから、不安になる。
でも、そもそも成功や失敗とは何なのか。今の自分は、人力車 誠屋の事業が成り立ち、生活できる状態を成功と定義しています。収入として年間350万円ほど。売上として年間500万円ほど。その定義があるから、そこに届かない状態を失敗と見てしまいます。
でも、それは絶対的なものではありません。自分が今、そう定義しているだけです。仏教の空の思想から見ると、成功や失敗も固定された実体として存在しているわけではないのかもしれません。
結果だと思ったものも、次の原因になります。失敗に見えたことも、次の学びや行動につながることがあります。成功を定義して喜ぶこともできる。成功と失敗の関係性を見て、そこから得たものを見ることもできる。どちらの視点で見るのかは自由です。
今の自分は、まだ不安の中にいます。でも、成功や失敗という言葉に飲み込まれすぎず、今できる行動を続けていきたいと思います。結果は終点ではなく、過程。今日の行動も、今日の迷いも、今日の不安も、きっと次の何かの原因になる。そう考えながら、また今日も進んでいきます。
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Makotoya
考えながら進んでいる過程も、ひとつずつ残しています
誠屋では、検索の揺れやサービスの迷いも含めて記録しています。前日のリアルや、不確実性を見つめた記事もあわせて読むと、今の流れがつながって見えてきます。