人力車 × ムービープランの輪郭が見えてきた

今回、形になってきたのは、人力車 誠屋のムービープランです。

ただの動画撮影ではありません。ただ人力車に乗っている姿を撮るだけでもありません。水間門前町で過ごす時間を、あとから見返せる短いフィルムとして残す。そんな日帰り旅の新しい形として、少しずつ輪郭が見えてきました。

ターゲットは、大阪・南大阪・和歌山市から日帰りで来る、20代後半〜40代の女性二人旅。プラン名は、ふたり旅フィルム。キャッチコピーは、自撮りでは残せない、ふたりの旅の空気まで。ベネフィットコピーは、帰ってからも続く、ふたり旅。

商品説明は、こうです。観光するだけでも、写真を撮るだけでもない。ふたり旅フィルムは、水間門前町で過ごすふたりの体験を、あとから見返せる短いフィルムとして残す、新しい日帰り旅のかたちです。

そして、バリュープロポジションはこう整理しました。大阪・南大阪・和歌山市から、日帰りで行ける水間門前町。ふたりで過ごす旅の時間を、自撮りでは残せない自然なフィルムにして持ち帰る。帰ってからも、数年後にも、あの日の空気をもう一度楽しめる。ふたり旅フィルムは、新しい日帰り旅のかたちです。

ここまで言葉が揃ってきて、ようやくこのサービスが誰のためのものなのか、少しずつ見えるようになってきました。

順番に考えることの大切さ

今回、かなり学びになったのは、物事には考える順番があるということです。

最初からプラン名を決めようとしても、なかなかうまくいきません。最初からキャッチコピーを考えても、言葉がふわっとしてしまいます。

今回の流れは、こうでした。ターゲット設定。バリュープロポジションを仮定。プラン名。キャッチコピー。ベネフィットコピー。商品説明。そして、もう一度バリュープロポジションを見直す。

この順番で考えたことで、ようやく全体のつながりが見えてきました。誰に届けるのか。その人は何に困っているのか。どんな価値を持ち帰れるのか。それをどんな名前で伝えるのか。一瞬で伝えるなら、どんな言葉になるのか。

ここを順番に整理しないと、ただ雰囲気の良い言葉を並べるだけになってしまいます。以前の自分なら、いきなり「いい名前ないかな」と考えていたと思います。でも、それでは弱い。名前は、最後に急に思いつくものではなく、ターゲットや価値を整理した先に出てくるものなのだと感じました。

どんな人が利用するのか、ようやく見えてきた

ここまで決まって、ようやくどんな人がこのサービスを利用するのかが、具体的にイメージできるようになってきました。

大阪市内から、少し静かな場所へ日帰りで行きたい人。南大阪から、いつもと違う休日を過ごしたい人。和歌山市から、近すぎず遠すぎない場所に出かけたい人。

友人、姉妹、親子、パートナー。ふたりで出かける時間を、ただ写真に残すだけではなく、あとから見返せる空気感として残したい人。

自撮りだと、どちらかが撮る側になってしまう。写真は残っても、会話や笑い声や、その日の雰囲気までは残りにくい。だから、ふたりで過ごす旅の時間を、第三者目線で自然に残す。その価値が、「ふたり旅フィルム」という言葉によって少し見えてきました。

ここまで来て、ようやくどんな媒体で、どんな言葉で、何を伝える広告にする必要があるのかも見えてきます。Instagramなのか。Google投稿なのか。ブログなのか。LPなのか。ショート動画なのか。それぞれの媒体で、伝えるべき言葉も変わるはずです。でも、その前に、誰に何を届けるのかが決まっていなければ、広告も発信もぼやけます。

がむしゃらだけでは結果は出にくい

人力車 誠屋を始めてから、とにかく動くしかないと思っていました。

ブログを書く。Google投稿をする。Instagramを投稿する。人力車を出す。サービスを考える。打合せをする。検索順位を見る。もちろん、動くことは大事です。

でも最近、ただがむしゃらにやるだけでは結果は出にくいと感じています。何のためにやるのか。誰に届けるのか。どの言葉で伝えるのか。どの順番で考えるのか。何を検証しているのか。ここがないと、行動量があっても、結果につながりにくい。

逆に、考えすぎて動けなくなるのもよくありません。だから、考えながら動く。動きながら考える。仮説を立てて、実行して、記録して、見直す。この繰り返しが必要なのだと思います。

非合理的に決めた志を、合理的に追いかける

人力車事業を水間門前町で始めるという選択は、冷静に考えればかなり非合理的です。

観光客で賑わっている場所ではありません。人力車が自然に求められている場所でもありません。最初から売上が立つ見込みがあったわけでもありません。普通のビジネス目線で見れば、かなり無謀です。

でも、自分はここでやると決めました。水間門前町に可能性を感じたからです。この町の空気に価値があると思ったからです。人力車を通して、何かを残せると思ったからです。

この志そのものは、かなり感情的で、非合理的なものかもしれません。でも、一度決めたなら、そこから先はできるだけ合理的に追いかける必要があります。

誰に届けるのか。どのワードで検索されるのか。どのサービスに可能性があるのか。どこに力をかけるのか。何をやめるのか。ここは、感情だけで決めてはいけない。非合理的に決めた志を、合理的に追いかける。今の自分には、この考え方がかなり大事だと感じています。

感情や環境に飲まれず、少しでも冷静に判断する

人間は、いつも論理的に考えられるわけではありません。環境に左右されます。感情に左右されます。

不安なときは、焦った判断をしやすくなります。うまくいっているときは、楽観的になりすぎることもあります。検索順位が上がれば安心する。下がれば焦る。問い合わせが来れば期待する。来なければ不安になる。自分もかなり影響を受けています。

だからこそ、自分が論理的に考えられる環境を、できるだけ自分で作る必要があります。日々の記録を残す。感情だけで判断しない。打合せで言語化する。AIを使って壁打ちする。本を読んで、判断基準を増やす。数字を見る。でも、数字に振り回されすぎない。自分の感情を観察する。

少しでも冷静に、少しでも正しい判断ができるように、環境や感情を自分でコントロールしていく。これも、仕事を通して学んでいることです。

仕事を通して、自分の課題が見えてくる

最近、仕事は単にお金を稼ぐためだけのものではないと感じています。もちろん、売上は必要です。人力車 誠屋を事業として成り立たせるには、お金は絶対に必要です。でも、それだけではありません。

仕事を進めることで、自分の課題が顕在化します。考え方の甘さ。言葉の曖昧さ。行動の優先順位。感情の揺れ。不安への弱さ。論理的思考の不足。マーケティングの知識不足。伝える力の不足。

事業をやっていると、こうした自分の弱い部分がどんどん見えてきます。正直、しんどいです。でも、課題が見えるから、改善することもできます。課題を解決しようとする中で、知識が増え、考え方が変わり、判断の精度が少しずつ上がっていく。そう考えると、仕事をすることは、人として成長することにもつながっているのだと思います。

少しずつ前に進んでいる

人力車 誠屋は、まだ事業として安定しているわけではありません。予約が毎日入るわけでもありません。フォトプランやムービープランが十分に売れているわけでもありません。検索順位も日々変動します。

不安はあります。でも、少しずつ前に進んでいる感覚もあります。

「ふたり旅フィルム」という名前が決まりました。「自撮りでは残せない、ふたりの旅の空気まで。」というキャッチコピーも決まりました。ターゲットも明確になってきました。バリュープロポジションも整理されてきました。どんな人が利用するのかも、少しずつイメージできるようになってきました。

これは、小さな前進です。でも、今の誠屋にとっては、こういう小さな前進を積み重ねることが大事なのだと思います。

まとめ

2026年5月15日現在。昨日の打合せで、人力車 × ムービープランの輪郭がほぼ完成しました。

ターゲットは、大阪・南大阪・和歌山市から日帰りで来る、20代後半〜40代の女性二人旅。プラン名は、ふたり旅フィルム。キャッチコピーは、自撮りでは残せない、ふたりの旅の空気まで。ベネフィットコピーは、帰ってからも続く、ふたり旅。商品説明やバリュープロポジションも、少しずつ整理されてきました。

ここまで来て、ようやくどんな人がこのサービスを利用するのかが、明確にイメージできるようになってきました。そして、どんな媒体で、どんな言葉で、何を伝えるべきなのかも見え始めています。

ただがむしゃらにやるだけでは、結果は出にくい。物事には考える順番がある。非合理的に決めた志を、合理的に追いかける必要がある。人間は環境や感情によって、論理的に考えられなくなることもある。だからこそ、少しでも冷静に、少しでも正しい判断ができるように、自分の環境や感情を整えていく必要がある。

仕事をすることで課題が見える。課題を解決しようとすることで、人として少しずつ成長していく。人力車 誠屋は、まだ途中です。でも、昨日より少しだけ、見えているものが増えました。それを、少しずつ前に進んでいるというのだと思います。

誠屋の最新情報や口コミは、Googleアカウントでもご覧いただけます。

Makotoya

ムービープランの輪郭が見えてきた今の記録です

前日の「成功や失敗の定義」とあわせて読むと、誠屋が不安の中で何を整理し、どこから形を作ろうとしているのかがつながって見えてきます。

予約する 予約・問合せ 前日のリアルを読む 女子旅ムービー記事を読む