人力車を走らせるのは、事業のほんの一部
人力車事業というと、人力車を引いて走っている姿を想像する人が多いと思います。もちろん、それは一番わかりやすい部分です。
水間寺の近くで人力車を出す。お客様に乗ってもらう。水間門前町をゆっくり進む。写真を撮る。会話をする。体験してもらう。この部分は、外から見えます。
でも、実際には、人力車を走らせるのは事業のほんの一部です。その裏側には、もっとたくさんの見えない仕事があります。
ブログを書く。Google投稿をする。検索順位を記録する。SEO対策を考える。ホームページを修正する。LPを作る。フォトプランを考える。ムービープランを考える。YouTubeの動画を編集する。サムネイルを作る。Instagramの導線を考える。口コミをどう増やすか考える。予約導線を整える。お客様がどんな言葉で検索するか考える。自分のサービスの価値を言語化する。
こういう見えない作業の積み重ねがあって、ようやく人力車が事業として成立する可能性が出てきます。だから、休んでいても、頭の中ではずっと何かが動いています。
肉体的な疲労より、頭の疲労の方が回復しにくい
自分は、身体を動かすことには比較的慣れています。長距離を歩くこともできますし、人力車を引くことももちろん疲れます。でも、肉体的な疲労は、休めばある程度回復します。
寝る。食べる。風呂に入る。身体を伸ばす。そうすれば、少しずつ戻ってきます。
でも、頭の疲労はなかなか回復しません。寝ている間も、ずっと考えているような感覚があります。朝起きた瞬間から、昨日考えていたことの続きが始まることもあります。
同じ単語が頭の中で永遠にリピートされることもあります。身体は止まっていても、頭は止まっていない。これが、かなりしんどいです。
2年間という期限があるから、1日の重みが増している
地域活性化人材として活動できる期間には、2年間という期限があります。この期限があることで、1日の重みがかなり増しています。
普通に考えれば、1日休んだからといって、すぐに何かが終わるわけではありません。でも、自分の中では、「今日何もしなかったら、その分だけ遅れる」という感覚があります。
ブログを書けたか。Google投稿できたか。検索順位を確認したか。動画を進めたか。LPを直したか。サービスの言葉を整理したか。本を読んだか。何かを学んだか。毎日、何かを積み重ねていないと、不安になります。
この感覚は、行動する力になる一方で、休むことに罪悪感を生みます。何もしない時間が怖くなります。本当は回復が必要なのに、休むことを「遅れ」と捉えてしまう。ここは、自分の中でも課題です。
インプットとアウトプットのバランス
最近、強く感じているのは、インプットとアウトプットのバランスの重要性です。
本を読む。マーケティングを学ぶ。行動経済学を学ぶ。SEO対策を学ぶ。仏教の話を聞く。これはインプットです。
一方で、ブログを書く。Google投稿をする。YouTubeに出す。Instagramに投稿する。サービスを作る。LPに反映する。実際に人力車を走らせる。これはアウトプットです。
インプットだけでは、現実は変わりません。でも、アウトプットだけでも、考え方が浅くなってしまうことがあります。学ばずに動くと、ただの思いつきになる。動かずに学ぶだけだと、ただの知識になる。だから、インプットして、理解して、行動する。この繰り返しが必要です。
仏教の「聞思修」と同じかもしれない
仏教には、聞思修という学びの流れがあります。聞く。思う。修める。まず聞いて学ぶ。次に、それについて自分で考える。そして、実際に行動や実践に落とし込む。この順番が大事だとされています。
最近、マーケティングや行動経済学、ビジネス書を読んでいて、「これ、仏教でも同じことを言っているな」と思うことがよくあります。
何のために、何をするかが重要。余剰と幸福の関係。自分でコントロールできることと、できないことを分ける。不安や執着に気づく。行動の原因と結果を見る。物事は固定されたものではなく、関係性の中で変わり続ける。こういう考え方は、マーケティングや行動経済学でも出てきます。でも、仏教でもずっと前から言われていることに近いと感じます。
ビジネスの勉強をしているつもりが、結局、人間の勉強をしている。最近は、そんな感覚があります。
SNSは便利だけど、情報が入りすぎる
最近、SNSの使い方についても考えています。SNSは便利です。家にいながら、いろんな人と交流できます。初めましての人ともつながれます。水間門前町のことを発信できます。人力車 誠屋のことを知ってもらえます。ふたり旅フィルムのような新しいサービスも、少しずつ届けることができます。
自分のように、まだ認知が少ない事業にとって、SNSはかなり重要です。ただ、デメリットもあります。自分が必要としていない情報が、勝手にどんどん入ってくることです。
他人の成果。他人の生活。他人の発信。広告。ニュース。おすすめ動画。関係のない情報。見ようと思っていなかったものまで、どんどん目に入ってきます。それが、頭の疲労につながっている気がします。情報を取りに行っているつもりが、いつの間にか情報に飲み込まれている。これはかなり危ないです。
トイレにスマホを持ち込むのをやめる
そこで、ひとつ小さなルールを作ろうと思っています。トイレにスマホを持ち込むのをやめる。その代わりに、トイレに本を1冊置いておく。毎回少しずつ読み進める。
かなり小さなことです。でも、こういう小さな環境の変更が大事だと思っています。スマホを持ち込めば、無意識にSNSを見ます。SNSを見れば、必要のない情報が入ってきます。その情報が、また頭の中に残ります。
でも、本を置いておけば、少しだけインプットの質が変わります。数分でも、本を読む。少しでも学ぶ。スマホで情報を浴びるのではなく、自分で選んだ情報に触れる。この違いは、長期的には大きい気がします。
休むためにも、環境を整える必要がある
休むことが怖い。これは、今の自分の正直な感覚です。でも、本当に結果を出したいなら、休むことも必要です。
頭が疲れきった状態では、合理的な判断ができません。不安が強い状態では、短期的な行動に流されやすくなります。SNSで情報を浴び続けると、自分の考えがどんどん散らかります。
だから、休むことも含めて、環境を整える必要があります。スマホを置く。本を読む。頭の中を書き出す。歩く。寝る。仏教の話を聞く。必要のない情報を減らす。自分が本当に考えるべきことに集中する。
休むというのは、ただ何もしないことではないのかもしれません。自分がまた動ける状態に戻すこと。そのための時間が、休むことなのだと思います。
今の自分に必要なのは、焦らず積み重ねること
2年間という期限がある。事業はまだ安定していない。検索順位も日々変わる。フォトプランやムービープランも、まだ検証中。不安になる要素はいくらでもあります。だからこそ、焦ります。
でも、焦っても良い判断はできません。今の自分に必要なのは、焦りながらも、積み重ねることです。
インプットする。考える。アウトプットする。記録する。休む。また学ぶ。この繰り返しです。
派手な結果はまだありません。でも、毎日のブログやYouTube、Instagram、Google投稿、SEO、読書、AIとの壁打ち。それらは全部、どこかでつながっていくはずです。
まとめ
2026年5月17日現在。人力車 誠屋を始めてから、休むことが怖くなりました。人力車を走らせるのは、事業のほんの一部です。ほとんどの仕事は、外から見えないところにあります。考えること。調べること。書くこと。作ること。直すこと。学ぶこと。
肉体的な疲労よりも、頭の疲労の方が回復しにくいと感じています。寝ている間も考えている。同じ単語が頭の中でリピートされる。2年間という期限があるから、1日の重みが増している。
だからこそ、インプットとアウトプットのバランスが大事です。仏教でいう、聞思修。聞いて、考えて、実践する。学んで、理解して、行動する。この繰り返しが必要です。
SNSは便利です。でも、必要のない情報も入ってきます。だから、まずは小さなことから変えます。トイレにスマホを持ち込むのをやめる。その代わりに、本を1冊置いておく。毎回、少しずつ読み進める。たぶん、こういう小さな環境づくりが、長く続けるためには大事なのだと思います。
休むことは、止まることではありません。続けるために、自分を整えることです。人力車 誠屋は、まだ途中です。だからこそ、走ることだけでなく、休むことも覚えていきたいと思います。
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Makotoya
走ることだけでなく、整えることも続けていく
不安や焦りの中でも、長く続けるには休み方や環境の整え方が必要です。最近のリアル記事や、心を整える記事もあわせてご覧ください。